顎関節症
顎関節症のこんなお悩み、抱えていませんか?
- 顎関節症による顔の歪みや非対称性で悩んでいる方
- 顎関節の痛みや、口を開ける時の違和感・異音(ガクッという音)を抱えている方
- 顎の不調で口が大きく開かず、食事や会話に困っている方
- 全身の歪みが原因で、顎や顔の歪みが治らないと感じている方
- 美容や姿勢に関心があり、顎関節症を根本から改善して顔のバランスを整えたい方
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「片噛み」が引き起こす顎関節症と、治りにくい全身の不調
「口を開けるとガクッと音がする…」「慢性的な頭痛が治らない…」その原因、ひょっとしたら片噛みかもしれません。
これまでの経験上、顎(アゴ)の歪みや顎関節症の症状を訴える方の中で、結構大きな割合を占めているのが、この片噛み(偏咀嚼)です。
片噛みの始まりは些細なきっかけ
片噛みは、最初から意図的に行うわけではありません。きっかけは、歯の痛みや虫歯の治療、不適合な詰め物・被せ物など、ごく一時的なものが多いです。
しかし、たった2週間も片側だけで噛み続けると、噛むための筋肉、咬筋(こうきん)のバランスはあっという間に崩れ始めます。この状態が習慣になると、使われる側のエラが過剰に発達し、顔の輪郭が左右非対称になる(顔の歪み)こともあります。
見た目より深刻な、全身への連鎖
顎関節症の問題は、顔の見た目だけではありません。顎の関節の受け皿は側頭骨という頭の骨の一部です。片噛みによる関節のズレは、頭蓋骨のバランスまで影響を及ぼしてしまうのです。
これが何を意味するかというと、なかなか治らない頭痛やめまいが、実は顎の噛み合わせの違いや顎関節の異常から来ている、というケースが非常に多いということです。
顎関節の症状は頭部に近いため、気分的な不快感があるのはもちろん、構造的にも様々なバランスを崩す起点となってしまいます。
顎関節症のサイン:審美的な悩みから機能的な不調へ
「多くの方がご自身の顔の歪みや顎の不調に気づくのは、日々の生活で鏡に向かう機会が増えた時です。」
審美的なコンプレックスから機能的な不調へ
女性の方であれば、お化粧に興味を持ち始めた頃から鏡に向かう時間が長くなると、ご自身の顔の状態に不満を持ち始め、自分の中でその部分が拡大されてずっと悩まれる方もいます。
特にお顔の状態は、他人が何と言っても自分の中の審美的な感覚が基準となるため、気になりだすと止まりません。
最初は見た目だけだった不満が、次に機能的な問題へと移行します。「大きく口を開けると顎の関節がガクッと音がする、あるいは痛む」といった症状は、まさに顎関節症の典型的なサインです。
歪みの正体を見極める
健康塾には、40~50代ぐらいでお顔の歪みやほうれい線の深さなどを気にされ、「今のうちに何とかしておきたい」というお悩みで整体を受けに来られる方も多くいます。
成人してから以降の顔の歪みは、多くの場合、先天的なものではなくライフスタイルによる体の使い方の間違いから来るものです。
重要なのは、これらの歪みが「骨そのものの変形」ではないということです。顎関節や顔の骨格の歪みは、主に関節のズレによって生じています。
関節の歪み(ズレ)は、筋肉の緊張や靭帯の緩みによって骨が本来の位置から逸脱している状態であり、骨の変形ではないため、適切な調整によって改善することが可能です。
顎関節症を改善するために必要なこと
片噛み自体は、意識的な努力で治すことはできます。しかし、その結果としてすでに起こってしまった顎関節の歪みは、やはり専門的な調整が必要になる場合がほとんどです。
顎関節と全身のバランスの関係
【健康塾からの視点】
顎の歪みは、体の歪みの最終的な代償として出ていることも多くあります。つまり、骨盤や背骨の歪みが原因で、顎関節が無理にバランスを取っているということです。
だからこそ、顎の関節だけを診るのではなく、頭蓋骨、そして体全体のバランスを見ながら顎関節症を改善していくことが大切です。当院では、見た目(審美性)と症状(機能性)の両方から、根本的な健康的なバランスを目標に改善していきます。
最後に
顎関節の調整ひいては体全体のバランスまで考えてくれる、専門性の高い整体や歯科を探すことが、顎関節症克服への近道です。諦めずに相談してみてください。