口を開けると顎がカクカク鳴りますが、改善しますか?
ご質問ありがとうございます。口を開けた時や、食事中に顎関節のあたりから「カクカク」「ガクッ」といった音が鳴る症状は、顎関節症の代表的なサインの一つです。痛みを伴う場合と、無痛の場合がありますが、どちらの症状も適切な調整によって改善が見込めます。
この「音」の原因は、顎関節の複雑な動きをサポートする組織に問題が生じていることにあります。その詳細と、当院でのアプローチについて解説します。
顎関節の「カクカク音」が鳴るメカニズム
顎関節は、体の中でも非常に複雑な動きをする関節で、口を開ける際には以下の2段階の動きをします。
1. 顎関節の2段階の開口運動
- 第1段階(軽く開ける時): 普段の会話などで軽く口を開ける時。この時は、顎関節が蝶番のように「軸関節」として動きます。
- 第2段階(大きく開ける時): あくびや歯科治療などで大きく口を開ける時。この時は、関節が開きながら、顎関節の凸部(下顎骨)が前へ滑り込むように「滑走(ずれる)」して動きます。
2. 「関節円盤」の不具合が原因
この2段階目の滑走運動をスムーズに行うために、顎関節の内部には「関節円盤」という軟骨組織(スムーサーの役割)が存在します。
この関節円盤の動きがスムーズに行かない、あるいは硬くなったりズレたりすると、骨と骨が直接ぶつかり合うような形で動いてしまい、結果として「カクカク」といった音(クリック音)が鳴ったり、開口障害や痛みを伴う場合があります。これは、下顎骨(化学骨)のズレによって引き起こされます。
改善のためのアプローチ:全身とのバランス
カクカク音の原因となる下顎骨のズレは、その土台である頭部や全身の歪みから来ていることが多いため、当院では以下の点に着目して調整を行います。
| 調整の対象部位 | 整体によるアプローチ |
|---|---|
| 顎関節周り | 顎関節の周りの靭帯や筋肉を直接緩め、関節円盤の動きがスムーズになるよう、動きをサポート・調整します。 |
| 頭蓋骨・頸椎(首の骨) | 顎関節を受ける側頭骨や、その下にある頸椎の歪みをチェックし、顎のズレを引き起こしている頭部の歪みを調整します。 |
| 全身の土台(骨盤・足首) | 全身の調整、特に骨盤の歪みを整えます。意外に思われるかもしれませんが、最も遠い足首の調整が顎の歪みに関係することも多く、全身のバランスを見ながら根本原因に対処します。 |
当院では、まず動きの観察を通して、どの部分に機能的な問題があるかを特定します。そして、顎関節の歪みやカクカク音といった症状に対し、個人の原因に合わせた調整の方法論を用いて改善を目指していきます。
顎の痛みはもちろん、音が鳴るといった症状も改善が可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。









