あなたのO脚はどのタイプ?セルフチェックでわかる脚の状態
O脚と一口に言っても、実は膝の開き方や、そこに至る身体の使われ方は一人ひとり異なります。同じ「O脚」という言葉で呼ばれていても、足首から来ているタイプと、股関節や骨盤から来ているタイプでは、気になる部分や日常生活での感覚にも違いが出てきます。
この記事では、ご自宅でできる簡単なセルフチェックの方法と、そこから見えてくる4つの傾向について紹介していきます。まずは自分の脚がどのタイプに近いのか、確認してみましょう。
O脚には、いくつかの傾向がある
以前の記事では、O脚が足首・膝・股関節・骨盤・姿勢・歩き方といった全身のつながりの中で起こるものであり、原因は一人ひとり異なるとお伝えしました。この考え方をもう少し具体的に、自分自身の脚に当てはめて確認できるようにしたのが、今回のセルフチェックです。
そもそもの原因について詳しく知りたい方は、先に以下の記事を読んでおくと、この後のチェック内容がより理解しやすくなります。
→ O脚はなぜ起こる?足首・膝・股関節・骨盤から考える本当の原因
セルフチェックの基本のやり方
チェックの前に、まずは基本の姿勢を整えることが大切です。壁や鏡の前で、いつも通りの自然な立ち方をしてみてください。意識して脚を閉じようとしたり、姿勢を正しすぎたりすると、普段の状態が分かりにくくなってしまいます。
両足の内側のくるぶしをぴったりと合わせて、普段通りの姿勢で立ちます。
その状態で、左右の膝の内側にどのくらいの隙間ができているかを確認します。隙間が指1本分ほどか、こぶし1つ分近く開いているかで、程度の目安になります。
隙間の大きさだけでなく、膝のお皿が正面を向いているか、外側や内側に向いているかも確認します。膝の向きは、股関節の状態が関係している場合があります。
足の裏のどの部分に体重が乗りやすいか(外側寄り・内側寄り・かかと寄りなど)を意識してみます。普段の靴底の減り方も参考になります。
ここまでのチェックで感じた隙間の大きさや膝の向き、体重の乗り方の癖は、次にご紹介する4つの傾向のどれに近いかを考えるヒントになります。すべてがきれいに当てはまるわけではなく、複数の傾向が重なっている場合も多くあります。
チェックからわかる4つの傾向
ここからは、セルフチェックで感じた特徴をもとに、大まかな4つの傾向を紹介します。あくまで目安であり、実際の状態を詳しく知るには専門家による確認が必要になる点は、後ほどあらためて触れます。
足首・すねのねじれが目立つタイプ
足首同士は比較的くっつきやすいものの、すねのあたりから外側に膨らむように見えるタイプです。靴底の外側だけが極端に減っている方や、歩くときに足首の外側が疲れやすいと感じる方に多く見られる傾向です。足首の使われ方が、下腿(膝から下)の向きに影響していると考えられます。
股関節・お尻の使われ方が関わるタイプ
膝の隙間よりも、膝のお皿の向きそのものが外側や内側に向いていると感じる方は、股関節の状態が関係している可能性があります。お尻の筋肉がうまく働いていないと、脚を支える力が不足し、膝が流れやすくなることがあります。
骨盤の傾きが強く関わるタイプ
脚を組んで座る癖がある、片脚に体重をかけて立つことが多い、という方に見られやすい傾向です。骨盤の前傾・後傾や左右の高さの差が、脚全体のラインに影響している場合があります。反り腰や猫背といった姿勢の癖と併せて確認してみると、傾向がつかみやすくなります。
複数の要素が重なっている混合タイプ
実際には、上記のいずれか一つだけに当てはまるという方よりも、足首・股関節・骨盤のうち複数の部位の癖が重なっているという方の方が多く見られます。チェックの結果、一つに絞りきれないと感じた場合は、この混合タイプに近いと考えてよいでしょう。
大阪市阿倍野区昭和町でこれまで多くの方の脚を見させていただきましたが、セルフチェックだけで一つのタイプにきれいに当てはまる方は、実はそう多くありません。足首・股関節・骨盤のどこにどの程度の癖があるかは、実際に触れて動きを確認しないと分からない部分も多いというのが実感です。
セルフチェックだけでは分からないこともある
ここまでのセルフチェックは、あくまで自分の脚の状態を大まかに把握するための目安です。鏡で見える隙間の大きさや膝の向きだけでは、実際に足首や股関節がどの方向にどの程度動きにくくなっているか、骨盤がどちらに傾いているかまでは、正確に判断しきれません。
また、セルフチェックで傾向をつかめたとしても、そこから自分でストレッチや筋トレを続けるだけで、思うような変化を感じられないという声もよく聞きます。これは、見えている部分だけにアプローチしても、身体の使われ方の癖そのものが変わらなければ変化につながりにくいためだと考えられます。セルフケアを続けても変わらないと感じている方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
タイプがわかった後にどうするか
セルフチェックで自分の脚の傾向がつかめたら、まずはそれを踏まえて日常生活の中の癖(体重のかけ方、座り方、歩き方など)を意識してみることが第一歩になります。それだけでも変化を感じられる方もいれば、癖が長年積み重なっている場合は、意識するだけではなかなか変わりにくいと感じる方もいます。
このまま何もせずにいることに不安がある方は、放置した場合に考えられる影響についてまとめた記事も参考にしてみてください。
→ O脚を放置するとどうなる?将来の膝・腰への影響を知っておく
また、セルフチェックやセルフケアだけでは限界を感じ、専門家に相談することを検討し始めている方は、整体院選びのポイントをまとめた以下の記事もご用意しています。どこに相談すればよいか迷ったら、参考にしてみてください。
この記事のまとめ
O脚には足首・股関節・骨盤のいずれかが強く関わるタイプや、複数が重なる混合タイプなど、いくつかの傾向があります。セルフチェックはあくまで目安であり、正確な状態を知るには専門家による確認が役立ちます。まずは自分の脚の傾向を知ることから始めてみましょう。
