7月 30, 2025 | ホリスティック医学
誰かにじっくり話を「聴いてもらった」経験はありますか？ 言葉を遮られることなく、結論を急がれることもなく、ただ静かにうなずきながら、自分の話に寄り添ってくれる人。そんな相手の前では、話しているうちに少しずつ気持ちが整理されていき、思いがけず自分の中に眠っていた本音や感情に気づかされることもあります。 そうした“聴いてもらう”体験は、まるで贈り物のような癒しの時間。そして、この「聴く」という行為を誰かに届けることもまた、静かで深い喜びをもたらしてくれるのです。 「話す」よりも「聴く」が人をつなぐ...
7月 28, 2025 | ホリスティック医学
誰かと心を通わせたいと願うとき、本音で話せる相手がいることは、何よりも大きな安心につながりますよね。けれど同時に、「本音を語ること」には、少し勇気が要ることでもあります。 「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」「相手を傷つけたらどうしよう」「わかってもらえなかったら……」 そんな不安が頭をよぎって、つい無難な言葉ばかりを選んでしまうことって、きっと誰にでもあるはずです。...
7月 27, 2025 | ホリスティック医学
優しさと自己保護のちょうどいい境界線 わたしたちは誰かに優しくしたいと思う生き物です。けれど、その優しさが、自分自身を苦しくさせてしまうことがあることにも、薄々気づいているのではないでしょうか。 たとえば、頼まれると断れない。人の期待に応えたくて、自分の気持ちを後回しにしてしまう。本当は休みたいのに、「助けてあげなきゃ」と無理をして動いてしまう――。 そんなとき、ふと胸によぎる疑問。「これって本当の優しさなんだろうか？」...
7月 26, 2025 | ホリスティック医学
まなざしひとつが癒しになる 〜言葉よりも深く届く心のぬくもり〜 私たちは日々、多くの人とすれ違い、関わり、言葉を交わします。でも、ほんとうに心が通う瞬間というのは、言葉そのものよりも、もっと静かで繊細なところに宿っているのではないでしょうか。 たとえば、「まなざし」。 あなたは最近、誰かのまなざしを「やさしいな」「あたたかいな」と感じたことがありますか？あるいは、自分が誰かに向けた視線が、その人に安心を与えたと感じた瞬間はあったでしょうか。 まなざしは、言葉よりも先に交わされる、もっとも原初的なコミュニケーションのかたちです。...
7月 25, 2025 | ホリスティック医学
癒しは、つながりの中で静かに育まれる 「人はひとりでは生きられない」とよく言いますが、それは決して依存という意味ではありません。 たとえ「自分は一人で大丈夫」と思っていても、私たちの暮らしは、無数のつながりの中で成り立っています。 家族や友人、同僚といった親しい人だけではなく、近所の人、スーパーのレジの店員さん、SNSでたった一言を交わした誰か。そんな見える・見えないあらゆる関係性の中で、私たちは日々を営んでいます。 不調の奥に、つながりのヒントがある...
7月 23, 2025 | ホリスティック医学
魂の羅針盤で、人生という海を航海する 人生を航海にたとえると、私たちは皆、それぞれの船に乗って大海原を旅しているようなものです。 風がやさしく吹く穏やかな日もあれば、霧に包まれて方向が見えなくなる日、時には荒波に翻弄される日もある。そんなとき、いったい何を頼りに舵を取ればよいのでしょうか。 多くの人が外の情報や他人の声、社会の価値観を“海図”として進もうとします。けれど、そうして進んでいるうちに、「本当はどこに向かいたかったのか？」という、自分の目的地を見失ってしまうことがあります。...
