エッセイ集『風に吹かれて』メニュー

 

価値観 北風と太陽 自然 それにつけても人それぞれ
趣味 タブローはタイムマシン リセット 裏方
声帯と整体 言葉の力 2倍速
熱帯魚 前兆 自信 潜在能力
原動力 季節感 後押し 広告
お婆ちゃんの知恵袋 おばちゃん話 祈り トラウマ
アマチュア選手 イメージ ルール違反 内動

 

 

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 以前高校野球の話で今治西高のS君の事を書いたことがある。義足である事を忘
れさせるプレーで皆に勇気を与えたという話である。その後日談というか、私たちに
は知らされていなかったが、つい最近テレビで流れた事だ。

 ハンディキャップを持ちながらトップアスリートとして活躍することにより、マ
スコミに注目をされることが、彼にとっての日常とは違う状況を作ったということ
だ。

 マスコミは彼の快挙を伝えようとする。レポーターは自分の仕事をしているだけ
だが、インタビューに慣れていないS君にとっては、非日常のアクシデントであろう。
そこまでの配慮はマスコミにはなかった。

 高校野球に限らず、芸能界でもよく聞く話だ。それも含めての仕事だとも、いえ
ないではが、アマチュアスポーツである高校野球ではどうかということだ。しかし
伝える側と、知りたがる側が存在するのは事実である。お互いのニーズが一致する
ことには違いない。されど間にはさまれた当事者は大きな迷惑だろう。まして一生
に一度の晴れ舞台である全国大会ではなおさらである。

 私はもともと広告畑からこの仕事に転職した。といっても5年足らずの経験だが、
企画会社のデザイナーをしていた。デザイナーを辞めた理由は、ひとつは自分に才
能がないのに気づいたからだ。そしてもうひとつの理由が広告業界というものが、
嘘に彩られていたからである。とまぁこんな書き方をすればちょっとオーバーにな
るが、当たらずとも遠からずである。

 広告というのは「商品を売るために、その商品の良さを最大限にアピールして、
欠点をカバーすることである。」といっても過言ではない。ありのままを伝えるで
は広告にならないのである。もちろん嘘はダメだが、受け取った側の中で広がるイ
メージを巧みに使うと言うのは必要なことである。

 整体学院の授業の中に広告理論という課目がある。この時に一番最初に言うのは
「治った患者さんが一番の広告である」と。ちょっと失礼な言い方になるが、簡単
に言うとそういうことである。チラシや電話帳、最近ではインターネットで広告を
する事も手段としてあるが、「紹介」という、伝わり方が最高である。紹介でおみ
えになる方は最初から「治る気」で来られる。

 広告を見て来られる方は正直な話、半信半疑と言うのが本音だろう。広告に書か
れている内容に自分のイメージを重ねて来られるが、施術者とクライアントの人間
関係を構築するのに、時間がかかる。これがうまくいくと後の治療がスムーズになる。

 しかしこの紹介者と、紹介された人が同時に来られる時は、ちょっと話が別であ
る。初回の時チェックリストを作る際、第三者がいたら話が聞きにくい。又、言い
にくい時がある。ましてその紹介者が身内(親子など)の場合はなおさらである。
こんな時お母さん(だいたいお母さんが多い)にちょっと席を外していただく。この
辺(親)に問題があることが結構多い。

 登校拒否のカウンセリングをする時などは、本人はもちろんお母さんとも話をす
る。話というかお母さんのカウンセリングになる場合が多い。多くのケースでは原
因を外(他人)に転嫁することが多い、それも無意識のうちに。家族をひとつの単位
として関わりを持たないとなかなか解決しにくい。

 治療家もそうだ、顔色の悪そうな治療家の世話になりたくはないだろう。肥えて
いる施術家のダイエットコースは信用できないし、メガネをかけた視力回復センター
のスタッフも「まず自分の視力を回復せよ」って思ってしまう。

 「全ての治療家が健康で長生きか」というと、「生きていく」「健康」というこ
とに対して価値観の違いがあるので、一言では片付けられないが、なんかそこに行っ
たら「治りそう」というイメージが湧く方が良いのではないか。こうなると治療家
自身が一番の広告塔ともいえる。

 

 

価値観 北風と太陽 自然 それにつけても人それぞれ
趣味 タブローはタイムマシン リセット 裏方
声帯と整体 言葉の力 2倍速
熱帯魚 前兆 自信 潜在能力
原動力 季節感 後押し 広告
お婆ちゃんの知恵袋 おばちゃん話 祈り トラウマ
アマチュア選手 イメージ ルール違反 内動

 

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